(16日、第107回全国高校野球選手権長野大会4回戦 上田西7―5諏訪清陵)
諏訪清陵の2番打者、清水遥稀(3年)は三回表、一時同点に追いつく適時打を右前に放った。「打ったのは内角高めの直球で、狙い球だった。思い切り引っ張った」
前の2人の打者が連打して好機だったため、後続の主軸につなぐことだけを考えていた。先制され、相手チームに流れが渡りそうになるのを押しとどめる一打で、一塁上で喜びをあらわにした。
その後は上田西の巧みな継投にかわされて惜敗。「コースを丁寧につく投球に苦労した」という。ただ、「強豪の上田西を相手に、ベンチの全員が最後まで諦めずに戦ったので、70点のできだと思います」。